一般社団法人全国心理業連合会（全心連）が運営する全心連ウクライナ「心のケア」交流センターは、公益財団法人大阪国際交流センター（大阪府大阪市天王寺区、代表理事 理事長：岸本　孝之、以下「大阪国際交流センター」）と共催にて、ウクライナの国民的アーティストKAZKA来日にあたり、10月22日に「KAZKA来日大阪交流会」を開催することになりましたのでお知らせします。


■背景・目的
　全心連では本年5月より全心連ウクライナ「心のケア」交流センターを発足し、ウクライナから避難されてきた方々への心の居場所づくりとして、安心できる場を設け、個別カウンセリングや生活支援などを行って参りました。この度、ウクライナの国民的アーティストKAZKAから、日本のウクライナの方々を元気づけたいとボランティアでの来日希望を受け、KAZKAの日本での費用を負担する形で、日本での滞在をサポートすることになりました。10月18日、19日には外務省、ウクライナ大使館後援による「KAZKA来日文化交流会」を開催し、2日間合計800名以上のウクライナの方々が参加され、ウクライナ各地への爆撃により心を痛めておられるウクライナの方々の心をひとつにし、元気づける機会になったと確信しております。
　大阪では10月8日に「梅田スカイビル 空中庭園展望台での心の休日＆ランチ交流会」を開催し、関西でのウクライナ避難民の方々への心のケアを本格的に開始しました。交流会での食事や音楽、素晴らしい景色を通して、ウクライナを思い出して涙する方や、孤独感を抱え人と人とのつながりを求めている方が多かったことから、より一層の心のケアを行う必要があることが判明しました。
　そこで、KAZKAからの希望による広島平和記念資料館・原爆ドーム等視察の後、大阪国際交流センターとの連携のもと、関西での心のケア交流会を企画することにいたしました。日本財団のウクライナ避難民支援助成プログラムの支援を受け、ウクライナ避難民支援を行う支援団体同士の連携により、さらなるウクライナの方々への心のケアを行います。また、10月10日に東京・渋谷で実施した「秋冬ファッション＆交流会＆茶道体験」が好評であったことから、本企画においても秋冬の衣服等をお持ち帰りいただき、安心して日本の秋・冬を迎えられるような取り組みを行います。


■10月22日「KAZKA来日大阪交流会」について
　当日はKAZKAとのトークライブを楽しんでいただきながら、ウクライナの方々の交流と、心を元気にし、孤独感を癒す取り組みを行います。また、会場ではファッション・ミーティングを開催します。全心連ウクライナ「心のケア」交流センターに寄付をいただいた秋冬物の衣服を大阪にお送りし、KAZKAとの交流会の前後でお持ち帰りいただけます。会場ではスタッフが衣服選びのお手伝いを行います。
　必要な方へは「話を聴くプロ*（全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー）」が個別で対応し、惨事ストレスをはじめとした様々な悩みに対する相談を受け付けます。

主催：
一般社団法人全国心理業連合会（全心連）ウクライナ「心のケア」交流センター
公益財団法人大阪国際交流センター
後援：一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
助成：公益財団法人日本財団
協力：株式会社アイディアヒューマンサポートサービス