全心連ウクライナ「心のケア」交流センターは、2022年5月の開設から1年にあたり、ウクライナのトップアーティストのKAZKAとギタリストSUGIZO氏をお迎えし、2023年7月12日、「ウクライナ避難民の日本での未来を考えるシンポジウム」を開催することになりましたのでお知らせします。
■背景・目的
全心連ではウクライナ避難民の方々が安心できる心の居場所づくりとして、2022年5月にウクライナ「心のケア」交流センターを開設しました。これまで65回以上の心のケアの催しを開催し、のべ4,000人の方々が参加されたほか、個別カウンセリングや生活支援、日本語教育、就業支援、メンタルヘルスアンケート、シンポジウム開催など、ウクライナ避難民の方々の声をお聴きしたうえで必要とされるサポートを、在日ウクライナ人の方々、日本の多くの支援者の方々のお力添えをいただきながら行って参りました。
この度、日本の皆様がウクライナへたくさん支援をして下さったお礼も兼ねて、音楽を通した文化交流と心のケアを行いたいと、KAZKAから再度ボランティアでの来日希望がありました。今回も当センターにて日本での費用を負担する形でサポートし、福岡、沖縄、関西、山梨、東京での滞在を予定しております。2023年7月12日は、昨年5月の開設からウクライナ「心のケア」交流センターが
行ってきた心のケアの活動報告を行うとともに、音楽を通してウクライナ避難民の支援を行っているギタリストのSUGIZO氏と、ウクライナのトップアーティストKAZKAをスペシャルゲストに迎え、パネルディスカッションを行います。SUGIZO氏とは、ウクライ支援をご紹介する番組でご一緒してから、ウクライナ「心のケア」交流センターの活動に賛同してくださり、SUGIZO氏が出演するコンサートには必ずウクライナ避難民をご招待してくださっています。そしてKAZKAも音楽を通じて、ウクライナ避難民の支援や平和へのメッセージを届けてきました。ウクライナ避難民の支援という共通の思いでつながった2組のトップアーティストが、音楽を通じた支援についてお話くださいます。
シンポジウムを通じて、ウクライナ避難民の方々は日本での未来を考える機会として、日本の皆様はこれから求められる支援を考える機会となればと思います。
■「ウクライナ避難民の日本での未来を考えるシンポジウム」について
ウクライナ「心のケア」交流センター開設一年の活動報告を行い、パネルディスカッションでは、ウクライナ避難民、日本のみなさま、それぞれの立場から支援について考える機会といたします。
また、これまでウクライナ「心のケア」交流センターの活動を支援して下さった方々への感謝をお伝えするとともに感謝状の授与式を行います。最後は、ウクライナの文化と日本の文化との交流として、伝統芸能である狂言の舞台を鑑賞いただきます。
実施日:2023年7月12日(水)14:00-17:00
場所:国連大学 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
主催:一般社団法人全国心理業連合会(全心連)
後援:外務省
在日ウクライナ大使館
一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
協力:株式会社アイディアヒューマンサポートサービス
対象:ウクライナ避難民、ウクライナ支援に関心のある方ならどなたでも
「ウクライナ避難民の日本での未来を考えるシンポジウム」
~一年の活動報告~
13:30受付
14:00開始
ご来賓ご挨拶
ウクライナ「心のケア」交流センター開設一年の活動報告
トークディスカッション(SUGIZO氏、KAZKA、浮世満理子)
支援者のみなさまへ感謝状のお渡し
能楽師狂言方大蔵流 大藏基誠氏による「平和の舞」披露
17:00終了
参加費:無料
担当:在日ウクライナ人スタッフ、ウクライナ人・日本人ボランティア、話を聴くプロ(全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー)
※感染対策には十分、配慮をして行います
■2023 KAZKA来日について
東京・国連大学でのシンポジウムをはじめ、全国各地で行われる交流会では、昨年の東京・広島・関西の印象、KAZKAがウクライナ本国で行っている孤児院等での子どもたちへの支援などについてトークライブ形式でお話しいただきます。
ウクライナ音楽と日本文化の交流としては、福岡では太宰府天満宮でKAZKAが世界的大ヒット曲やウクライナ国歌などを歌い、山梨ではウクライナから避難されてきた高校生を多く受け入れている日本航空高等学校で、高校生たちが音楽を披露します。
■2023 KAZKA来日スケジュール(変更の可能性があります)
7月1日 福岡
7月2日~3日 沖縄
7月4日~5日 関西
7月7日 山梨
7月8日~13日 東京
■2023 KAZKA来日について
東京・国連大学でのシンポジウムをはじめ、全国各地で行われる交流会では、昨年の東京・広島・関西の印象、KAZKAがウクライナ本国で行っている孤児院等での子どもたちへの支援などについてトークライブ形式でお話しいただきます。
ウクライナ音楽と日本文化の交流としては、福岡では太宰府天満宮でKAZKAが世界的大ヒット曲やウクライナ国歌などを歌い、山梨ではウクライナから避難されてきた高校生を多く受け入れている日本航空高等学校で、高校生たちが音楽を披露します。
※「ウクライナ「心のケア」交流センター」についてはこちら
https://www.mhea.or.jp/ukraine-himawaricenter/