ウクライナからの避難民の方々10名ほどと一緒に、みんなで食卓を囲む会を行いました。今回は手巻き寿司、これは在日ウクライナスタッフの方からの提案でした。日本に来てしばらくたったころ、初めて手巻き寿司をしてすごく楽しかった。だから、ウクライナからの避難民の方々にも楽しんでいただけるのではないか・・・ということで企画しました。
ウクライナの方々にとっては、一緒に食事をすることはとても重要な意味を持っていることを、大阪経済法科大学・片岡教授から教えてくださいました。そして、京都大学・杉原教授が全国SNSカウンセリング協議会の社会活動部会での研修会で教えて下さった、多文化間カウンセリング。クライアントの文化にあわせ、文化を知り、尊重することが何よりも大切である、と。
ウクライナの方々が大切にしていることを、私たちも大切なこととして扱うことで、ウクライナの方々が安心できる場所をつくる。みんなが顔なじみになり、安心したところで、食卓を囲みながら話を聴く。全心連が大切にしている心のケアのひとつのカタチです。
つらいことや困っていることがたくさんある中でも、日本で少しでも、いい思い出もできますように。少しでも穏やかな時間を、楽しんで過ごしていただけますように。
亀岡人権交流センターの友永先生からは、京都亀岡の新米をご提供くださいました。本当にありがとうございました。今回の心のケアにお力添えいただきました皆様方に心から、御礼申し上げます。