戦争トラウマによるフラッシュバック等のカウンセリングが増えてきたことから、8月、全心連ウクライナ「心のケア」交流センターでは様々な対象の方々に届くようにと心のケアの催しを行ってきました。特に8月はティーンエイジャーをはじめ若者と接する機会も多く、日本での一人暮らしの孤独に耐え、なんとかがんばっている様子を多くお聴きしました。
実施レポート 2022/8/26、27「音楽でティーンエイジャーの心にエネルギーを」
https://www.mhea.or.jp/ukraine-himawaricenter/info_17.html
また、ウクライナから避難されてきた方々自身も日本で何か活動したい、自分もできることを提供したい、というお気持ちが強いこともお聴きしました。これからは私たちがウクライナから避難されてきた方々に提供する、ということだけではなく、ウクライナから避難されてきた方々と一緒に、ウクライナの方々同士のつながりをつくり、日本の生活に慣れ、心を支えていくサポートが必要ではないかと感じました。
これまでの私たちの活動を振り返る中で、ウクライナの方々にとって、料理はとても大切なキーワード。そして、料理をもてなしたいと思っている方々も多い。で、あるなら、ウクライナから避難されてきた方々に伝統的な家庭教理を提供いただき、母国の家庭料理を懐かしく感じている方々に召し上がっていただくことで、しばし遠く離れた家族を思い出すきっかけになるのではないか。母国の料理をいただくことで、心が元気になるといいなあと思いました。
ちょうど、渋谷三丁目町内会のご協力により、全心連ウクライナ「心のケア」交流センター近くの金王八幡宮例大祭において、ポニー乗馬体験や神輿担ぎ体験、夜には神楽殿にてウクライナ文化の紹介を行う機会もいただきました。日本財団のウクライナ避難民支援助成プログラムの支援をいただく形での食事交流会とあわせて、ウクライナ文化の理解と交流、日本のお祭りと地域とのつながりを深める取り組みになればと思い、準備を始めました。

◆お昼ごろから 金王八幡宮例大祭、バザー参加
ウクライナの方々によるハンドメイドの品々、ポストカードなど、文化の紹介とあわせて行いました。たくさんのご寄付もいただき、ありがとうございました。




◆14:00 金王八幡宮例大祭、ポニー乗馬体験
ウクライナの子どもたちもたくさん参加しました。ポニー乗馬は初めてなのか、ちょっと緊張気味の子どももいました。





◆17:00 食事交流会
お料理チームはウクライナから避難されてきた方々です。200名以上来られるかも、ということで、この日のために、5日前から準備や仕込みをして下さったのだとか・・・ピロシキなどの立食でも食べやすいものを選んでくれました。日本の夏祭り、子どもたち向けの駄菓子コーナーも設けました。


今回、お世話になった渋谷三丁目町内会の皆様に、ウクライナの子どもたちからお礼。ありがとうございました!


ティーンエイジャーたちは、日本でこんなにおいしいウクライナ料理が食べれるなんて・・・!と大喜びでした。当日、誕生日を迎えたウクライナ避難民の方に、バースディサプライズも!これからはお誕生日の方にお祝いしていきます!



◆18:00 金王八幡宮例大祭、子ども神輿
子どもたちは半纏を着て、いよいよ子ども神輿へ。




日本の子どもたちと一緒にお神輿を担ぎ、わーっしょい!の掛け声とともに楽しめたようです。
(動画G1、1点)
◆20:00 金王八幡宮例大祭、神楽殿でのウクライナ文化の紹介
いよいよ神楽殿でのショーが始まりました。ウクライナの伝統的な民族楽器、バンドゥーラでウクライナ国家を演奏してくれたのは、大阪在住のウクライナから避難されてきたお子さんです。バンドゥーラの演奏にあわせて会場から自然に、歌声が響き始めたのは鳥肌が立つくらい感動しました。

多くのウクライナ避難民の方が演奏、ダンスを披露してくれました。






在日ウクライナ人シンガーのミラさんのウクライナ国家も震えるほど感動、ミラさんのリードのもと、みんなで歌ったり、踊ったりして楽しみました。
最後は若者のカリスマDJ登場!盛り上がって終了しました!


今回は大変多くのウクライナの方々が来られ、特に食事交流会では次々と人が来られ、スタッフは16時半から20時までずっと、受付をしていたような感じでした。これだけたくさんのウクライナの方々が来て下さったということは、ウクライナの方々はつながりと交流を非常に望んでおられ、今回は金王八幡宮例大祭ということもあり、日本文化への興味・関心も高いのだと感じます。楽しそうに交流されていらっしゃる様子を見て、私たちも嬉しくなりました。
あるウクライナ避難民の方が教えてくれました。「神社で、ウクライナから日本に来た時の飛行機で隣の席だった人と、飛行機の時以来、再開したんです!!!」と。そんなすごいことが起こるとは、奇跡のようです。そして、ウクライナから避難されてきた方々は、日本で離ればなれになっているということも意味します。
今回はたくさんのウクライナの方々が、提供する側として参加もしてくれました。バザーでウクライナ文化・品物をご案内下さった方々、ウクライナ家庭料理をふるまって下さった方々、神楽殿でのショーを提供下さった方々、本当にありがとうございました。提供する側として参加して下さったウクライナの方々からも、たくさんの「ありがとう」を聞きました。
誰かのために、何かができることは、人の心にチカラを与えてくれるものだと思います。
これからはウクライナの方々のすばらしいチカラもお借りしながら、みんなで、ウクライナの方々の心のケアを行っていければと思います。
開催にあたりご協力くださいました、渋谷三丁目町内会の皆様方には本当にお世話になりました。ありがとうございました。金王八幡宮のみなさま、ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。引き続きのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
主催:一般社団法人全国心理業連合会
「ウクライナ交流センター」在日ウクライナ人スタッフ、ウクライナ避難民・在日ウクライナ人
全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー(話を聴くプロ)ボランティアスタッフ
アイディアメンタルトレーニング個別塾メンタルトレーナー・学習プロコーチ
参加人数:
約200名(ウクライナの方、日本人ボランティア等含む)
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本企画は下記の皆様にご後援、助成、ご協力をいただきました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
後援:
一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
助成:
公益財団法人日本財団
協力:
渋谷三丁目町内会
株式会社アイディアヒューマンサポートサービス