全心連ウクライナ「心のケア」交流センター 渋谷ひまわりは、ウクライナ避難民の心のケアと日本の方々の支援を広げるため、ウクライナのトップアーティストKAZKAが再び来日するにあたり、2022年に続き日本での滞在をサポートすることになりました。KAZKAは日本のウクライナ支援について、心からの感謝の気持ちのあるトップアーティストです。また、日本が戦争、原爆の痛みを持った国であること、そしてそこから復興してきたことへの理解も持っておられます。2022年の来日の際は、広島平和記念資料館・原爆ドームの視察を行いましたが、二度目の来日にあたっては、沖縄・ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念資料館への視察も希望されていました。
https://www.mhea.or.jp/information/info_285.html
2022年度の活動でも感じたことですが、各地域で暮らしているウクライナ避難民の方々は、日本の方々にとてもよくしてもらっているという感謝の思いがある一方で、周りにウクライナの方々が多くないこともあり、孤独感や寂しさを抱えておられます。そこで、日本財団のウクライナ避難民支援助成プログラムの支援を受け、沖縄にいるウクライナ避難民の方々との心のケア交流会を企画しました。
準備にあたっては、沖縄県庁国際交流課さま、現地の支援団体さまのご協力をいただき、ウクライナ避難民の方々への告知を行いました。また、南城市のコワーケーションスペース アガイティーダを使わせていただけることになり、沖縄料理のご提供もいただき、開催することができました。
◆18:30スタート
東京からボランティアで入って下さったプロフェッショナル心理カウンセラーの方と会場準備を済ませ、どれくらいの方々が来て下さるだろうか・・・とお待ちしていましたが、時間前から地元の方や、ウクライナの方々が少しずつお集まりくださり、すぐに20名を超えました。沖縄初の、いつもの渋谷ひまわりのご挨拶からはじまります。
そして、いよいよKAZKAの登場です!沖縄の方々は、ここでKAZKAに会えるなんて!と嬉しそう。自己紹介をしながら、KAZKAへの質問など、沖縄料理を囲みながら家族のような交流が行われました。
お食事をいただきながらの交流会のあとは音楽交流会。島唄シーサーズさんたちによる三線とギターでの沖縄民謡です。KAZKAもアドリブでジョインして一緒に演奏。参加者の皆さんも歌って踊りました。KAZKAからも歌のプレゼントがあり、また、三線を演奏してみたい!とKAZKAがその場でウクライナ民謡を三線で演奏するシーンもありました。最後にみんなで記念撮影、皆さんすごく名残惜しいご様子でしばらく会場でゆっくりお話をされていらっしゃいました。
今回の交流会は現地の親子もたくさん来てくれました。KAZKAや、沖縄のウクライナ避難民の方々と交流することで、ウクライナへの理解も深めておられたようでした。ご参加の皆さまが快く持ち寄り下さったり、ご協力下さったりしたおかげで、とても心あたたまる交流会になったのではないかと思います。私たち全心連ウクライナ「心のケア」交流センター 渋谷ひまわりも、沖縄のウクライナ避難民の方々とゆっくりお話しすることができました。本当にありがとうございました。コワーケーションスペース アガイティーダさま、沖縄ウクライナ難民救済協会さま、島唄シーサーズさま、ご参加下さったすべての皆様に改めて心より、御礼申し上げます。今後とも、引き続いてのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
主催:
一般社団法人全国心理業連合会
ウクライナ「心のケア」交流センター在日ウクライナ人スタッフ、ボランティアスタッフ
全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー(話を聴くプロ)ボランティアスタッフ
参加人数:
34名(ウクライナの方、日本人ボランティア等含む。)
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本企画は下記の皆様にご後援、ご協力をいただきました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
後援:一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
助成:公益財団法人日本財団
協力:株式会社アイディアヒューマンサポートサービス、コワーケーションスペース アガイティーダ、沖縄ウクライナ難民救済協会、島唄シーサーズ