今回のKAZKA来日にあたっては、なるべく全国の多くの地をまわり、地域にいるウクライナ避難民の方々を元気づけたいというKAZKAの想いがありました。全心連ウクライナ「心のケア」交流センター 渋谷ひまわりの活動は、全心連が行ってきた東日本大震災の心のケア活動の知見をベースとしていますが、東日本大震災の時もトップアスリートたちが収容人数の少ない避難所をまわってくれました。大きな避難所には様々な支援が入ったりアーティストなどの方々が多く来られますが、交通事情がよくない遠い地域などは支援が入りづらくなるからです。トップアスリートたちは避難所でできるストレッチなどを教えてくれました。
また、ウクライナ避難民が抱えている問題のひとつに、子どもの教育があります。小・中学校までは義務教育ということもあり、住む自治体が決まれば子どもは学校に通えます。ただ、高校・大学進学となると、受験の問題が出てきます。インターハイスクールに通ったら?というお声もありますが、経済的な問題から叶わないことも多くあります。全心連ウクライナ「心のケア」交流センター 渋谷ひまわりの活動に当初からご協力いただいている、株式会社アイディアヒューマンサポートサービスが運営する通信制高校サポート校「アイディア高等学院」と日本航空高等学校山梨キャンパスが提携することで、ウクライナ避難民の子どもを受け入れていただけることになりました。通信制高校に通うことで、ウクライナ避難民の子どもたちは日本語の勉強をしながら高校の勉強もしていくことが可能となります。
このような門戸を開いてくださった日本航空高等学校のご支援にKAZKAが大変感銘を受け、ぜひお礼を伝えたいという申し出がありました。KAZKAはウクライナ本国で戦争で親を失った子どもたちの施設をまわっており、子どものサポートにはとても力を入れています。そこで、日本財団のウクライナ避難民支援助成プログラムの支援を受ける形で、山梨にいるウクライナ避難民の方々にお集まりいただく形で、日本航空高等学校山梨キャンパスの生徒さんたちとともにトークライブ&国際交流ミニコンサートを実施することになりました。
https://www.mhea.or.jp/information/info_290.html


◆16:00開始
日本航空高等学校山梨キャンパスは、すでにウクライナ避難民の受入れ実績があります。当日は、ウクライナ避難民の生徒さんが司会を務められました。まず、理事長の梅澤重雄様から、全心連ウクライナ「心のケア」交流センター代表の浮世満理子のご紹介をいただき、ご挨拶をさせていただきました。続いてのトークライブでは、ウクライナ避難民の方々も、日本航空高等学校山梨キャンパスの生徒さんたちも、KAZKAのお二人の話を真剣に聴いておられました。



KAZKAによる歌の披露では、KAZKAの代表曲である「I AM NOT OK」「CRY」など、会場全員を巻き込んでのパフォーマンスに大いに盛り上がりました。また、日本航空高等学校山梨キャンパスの生徒さんたちからは、部活動のクラブによる演奏やダンスなどの披露がありました。吹奏学、和太鼓、ダンスとも、全国で優秀な成績をおさめている部活動とのことで、KAZKAは日本の和太鼓を初めて聴き、今度コラボレーションをしたいと感動していました。






最後に、山梨のウクライナ避難民の方々からKAZKAに花束のプレゼントがありました。終わった後もKAZKAは山梨のウクライナ避難民の方々と交流を楽しんでいました。


今回は、山梨のウクライナ避難民の方々と山梨の高校生たちとの交流を目的とし、特に日本の高校生たちには、KAZKAから直接ウクライナの現状をお伝えすることで、国際社会の中で日本の役割や自分たちができる支援について考える機会になればと思っての企画でした。生徒のみなさんには、ウクライナの方々を取り巻く環境や様々な課題と真摯に向き合うとてもいい機会になったのではないかと思います。山梨のウクライナ避難民の方々にとっては、ここまでKAZKAが来てくれたことへの感動と、日本の様々な方々から支援をいただいていることへの御礼の言葉がありました。
日本航空高等学校山梨キャンパスでは理事長はじめ、先生方、生徒のみなさま、お迎えからお見送りまで、細やかな気遣いとおもてなしをしていただきました。こんなに教育が行き届いている学校であれば、ウクライナ避難民の方々も安心して子どもを預けることができるのではないかと思います。貴重な機会をいただきました日本航空高等学校山梨キャンパスの皆様方、ご参加下さったすべての皆様に改めて心より、御礼申し上げます。今後とも、引き続いてのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
主催:一般社団法人全国心理業連合会
場所:日本航空高等学校山梨キャンパス(山梨県甲斐市宇津谷445)
対象:ウクライナからの避難民の方・日本の支援者
担当:ウクライナ避難民・日本人ボランティア
参加人数:417名(ウクライナの方、日本人ボランティア等含む。)
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本企画は下記の皆様にご後援、ご協力をいただきました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
後援:在日ウクライナ大使館、一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
助成:公益財団法人日本財団
協力:株式会社アイディアヒューマンサポートサービス