8月のビジネス交流会で感じたことのひとつとして、日本の就職活動についてのスキルやノウハウを伝える必要があるということでした。9月は、企業の人事担当者等もご一緒に参加する機会となりましたので、日本の企業の方々にはウクライナ避難民の声を直接聞いていただき、ウクライナ避難民の方々には日本の企業の声を直接聞いていただくことにしました。全心連ウクライナ「心のケア」交流センターとしては、ウクライナ避難民の方々にはイメージしづらいところを補足したり、就職活動についてのスキルやノウハウなどを伝えたりすることで、参加されたみなさんにとって役立つ機会になるように企画しました。今回も、日本財団の助成をいただきました。

◆19:00スタート
今回は日本の企業から3社、お見えになりました。8月と同様、お一人おひとり自己紹介と、日本でどんな仕事に就きたいか?について、日本語で話せる人は日本語で話していただきました。次に、日本の企業から求人内容についてご紹介いただきました。この仕事にはこんな価値があり、ウクライナの将来のこんなことにつながるよ、という補足をすると、ウクライナの方々も「それはすごい!」と理解をしていただけたようでした。
今回の就職活動についてのスキルやノウハウは、「面接のコツ」。日本企業で大切にされる文化をお伝えし、そこに添うための面接のノウハウを伝えると、ウクライナの方々も「なるほど」と。今まで、面接がうまくいかなかった方々も、なぜうまくいかなかったのか?がわかったようでした。
全体でのプログラムが終わった後は、個別での交流を行いました。ウクライナの方々は積極的に、日本の企業の方々の話を聴きに行かれていました。

この交流会に参加されていた方1名、後日、参加企業3社のうち1社の面接を受けられ、お仕事が決まりました!
主催:一般社団法人全国心理業連合会
ウクライナ「心のケア」交流センター在日ウクライナ人スタッフ、ボランティアスタッフ
参加人数:34名(ウクライナの方20名、日本人14名/参加企業3社)
-----
本企画は下記の皆様にご後援、ご協力をいただきました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
後援:一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
助成:公益財団法人日本財団
協力:株式会社アイディアヒューマンサポートサービス、ココロゴトカフェ